TETOism
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happiness to me from a desert

大きな耳と黒くて大きな目が特徴のフェネック。愛嬌たっぷりのTETO、花楓、親兵衛そして静香の物語。よろしくね(*^o^*)v
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動物愛護法~ドイツの法律
ドイツ人は農牧業を主体とした国民なので、動物との関係が非常に深かったことから、動物に対する考え方も活発なようです。動物保護法が作られたのは19世紀。特に動物に対する虐待については厳しく、軽犯罪として刑罰が与えられていました。ここでの虐待罪は不快感を与えるようなものかどうかというものだったようで、動物が辛いかどうかではなく、人間がそれを見た時にどう感じるかが問題だったようです。

ナチスドイツ、ヒトラーの時代には、不快感を与えることについての条項が削除され、人の美的感情を護るための動物保護であるから、動物自体を保護するものとし、「ライヒ動物保護法(Reichstierschutzgesetz)」が1933年に制定されました。
ライヒ動物保護法は、以下の構成によって作られ、見直しは行われてきたものの、現在の法律の基盤となりました。その後、1971年に動物保護を付加し、1972年に制定され、動物に対する人間の責任を明確化する倫理的な内容を持たせたのです。

 第1章 動物虐待
 第2章 動物保護のための諸規定
 第3章 生きた動物への実験
 第4章 刑罰規定
 第5章 終末規定

1986年には民法改正により「人が保護と配慮の責任を負っている人間と同じ被造物であり、痛みを感じる生き物である」とされ、1990年には「物」から「物、動物」に改正し、「動物は物ではない」と民法90a条が追記されました。

1971年の改正により追加された動物保護は、国家が目標としていた「自然的生活基盤保護」に、動物保護も加えるべきであるとの声が強まり、動物保護の価値を憲法上保護された学問・研究の自由などと同様の地位に置き、不必要な動物実験などの禁止に憲法上の明確な基盤をつくろうとの声から、2002年に憲法改正がなされました。
Animal Welfare Act 1972(Section V Experiments on Animals又はExperimentation Animals Section V) 1998改正
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■■ドイツの動物保護の法制度■■
1.憲法と動物保護
「国は、来るべきせだいに対する責任を果たすためにも、憲法に適合する秩序の枠内において立法を通じて、また、法律及び法の基準に従って執行権及び裁判を通じて、自然的生活基盤及び動物を保護する」としていますが、「痛み、苦痛または傷害」を与えてはならないとする法理念から、国民の王道の自由も制限されることとなり、動物保護をどのように行うかは専ら立法者の自己責任に基づく判断にかかっているともある為、現在は動物保護には何ら憲法上の地位は認められていないとなっていますが、既に認められている基本法と同等のレベルの扱いができるよう期待がなされているとのことです。

2.行政法と動物保護
行政的な規制は、動物保護法と関連法規命令などによって定められており、動物実験について届出義務が必要か否か、認可義務や許可が必要か否か、そして国家的監視についてなどがある。

3.民事法と動物保護
動物は物ではないとされましたが、半面、動物には自然人・法人と同様には認められてはいない為、物と同様に扱うことを認めてもいることにもなっています。この規定には争いがあるようですが、動物の所有者といえども動物を他の動産のように自分の勝手に取扱い、処分してはならないことは明らかになったといえるようです。

4.刑法と動物保護
倫理的な動物保護の視点に基づき、合理的理由なしに脊椎動物を殺害した者、粗暴な行為により著しい痛み・苦痛を脊椎動物に与えた者、または、比較的長期間持続し、反復する著しい痛み・苦痛を動物に与えた者は、3年以下の自由刑、または罰金に処されると規定され、禁猟機関に野生動物を狩猟すること、及び、子供の成育に必要な期間内に親たる野生動物を狩猟することに対して、5年以下の自由刑または罰金に処すとしています。
民法では動物は物ではないとされつつも、刑法では動産と同様の保護を受けられるとし、財産犯となるので、窃盗などの財産領得罪の対象、器物損壊罪などの財産毀棄罪の対象になり、密猟・密漁共に処罰の対象となっています。
その他、2001年には州法により、危険な犬の飼育・販売の禁止に違反した者も処罰がなされることとなっています。

■■国際条約及び欧州連合の法令と動物保護■■
1.国際条約~以下の加盟国
 1973年 絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)
 1979年 移動性野生動物の保全に関する条約(ボン条約)
 1979年 ヨーロッパにおける特定の野生動植物とその生息地の保全の確保に関する条約(ベルン条約)
 1971年 特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約(ラムサール条約)

2.欧州評議会と動物保護~ドイツの立法機関が同意して国内法としての効力を承認したもの
 国際的な輸送における動物保護に関する欧州規定(BGBI 1974 II S60)
 農業上の動物保有における動物の保護に関する欧州規定(BGBI 1978 II S868)
 屠畜動物の保護に関する報酬規定(BGBI 1984 II S327)
 実験及びその他の学問的目的のためにしようされる脊椎動物の保護に関する報酬規定(BGBI 1991 II S740)
 ペットの保護に関する報酬規定(BGBI 1992 II S12)
 欧州協定~European CONVENTION for the protection of vertebrate animals used for experimental and other scientific purposes

3.欧州連合~以下により、国内法的効力を生じさせる手続きをドイツは完了させている
 1986年 実験及びその他の学問的目的のためにしようされる動物の保護に関する加盟国の法規定・行政規定の調和のための閣僚理事会指令
 1991年 ゲージにおける産卵鶏の保護のための最低要求の確定に関する閣僚理事会指令
 1991年 輸送の際の動物の保護に関する閣僚理事会の指令
 1991年 子牛の保護のための最低要求に関する閣僚理事会の指令
 1991年 豚の保護のための最低要求に関する閣僚理事会の指令
 1998年 農業用有益獣の保護に関する閣僚理事会の指令

参考書:ペット六法 用語解説・資料篇 第1版 誠文堂新光社

ドイツからのレポート2009
ドイツ連邦議会、動物の権利に投票
ドイツの動物保護法 -犬に関する政令-
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by tetoism | 2011-08-19 12:53 | フェネック~法律・法令など | Comments(0)